
寂 JAKU
高貴な静寂
品種: かなやみどり
旅路の終わりに五感を呼び覚ます、穏やかな余韻。
誤解された者
かなやみどりは、かつては顧みられない品種でした。その香り―日本の茶の常識とは全く異なる、独特のミルクのような甘み―は、あまりにも珍しく、個性的で、位置づけが難しいと考えられていたのです。
静岡の金谷研究室で生まれ、主に鹿児島や静岡の山間部の高地で栽培されてきたこの品種は、長年日の目を見ることがありませんでした。しかし、ゆっくりと世界が追いつき、かつて「過剰」と評されたものが、今ではかけがえのないものとして認識されています。
カップの中で
まず気づくのは香りです。温かく、包み込むような、紛れもないミルクとキャラメルを思わせる香り―それらは一滴も入っていません。
水色は深く豊かです。ベルベットのような甘みが口全体を包み込み、適度な渋みが過剰さを抑え、バランスを保ちます。余韻は長く思索的で、まるで終わってほしくない一日の最後の光のようです。
この品種は、並外れたペアリングの可能性も秘めています。そのキャラメルやミルクのような香りは、バターを使ったペストリー、熟成チーズ、さらには強烈なブルーチーズにも引けを取りません。「寂」は強さに尻込みしません。むしろそれに立ち向かいます。
なぜこれなのか
どのコレクションにも、期待を裏切る声が必要です。「寂」はまさにその声です。
「暁」が静寂であり、「陽」が明瞭さであるなら、「寂」は深みです。それは、あなたにもっと長く座り、ゆっくりと呼吸し、一日で溜まった重荷を解き放つよう促すような深みです。私たちはこれを高貴な静寂と名付けました。それはこのお茶が静かだからではなく、あなたの周りに静けさを生み出すからです。
私たちがこれをNo.04、つまり最後の表現として選んだのは、旅が終わり、敬意を払うべき唯一の人物があなた自身であるときに、手に取るお茶だからです。
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安らぎを得た者のために。
寂は、3種類のギフトセットすべてでご利用いただけます。各セットは、真田紐で包まれ、お客様のホテルへ直接お届けします。
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